君子豹変、小人革面
君子豹変、小人革面
(くんしはひょうへんし、しょうじんはおもてをあらたむ)
中国古書『易経・革卦』
徳の高い立派な人物は、自分が誤っていることが分かれば、きっぱりと言動を変える。過去のことにとらわれたり、アドバイスしてくれた人のことをうらんだりすることなく、スッキリした形で、変身することができる。
一方、小人は、上の人に従う顔つきだけはする。表面上だけ改める、また、それを受け入れる素振りをする。旧来のやり方やメンツにとらわれ、古いやり方や、いったん口にした自説にこだわってしまう。